日月の神を祀ると云う事

日月神示

日月神示を降ろした神を祀る。                                       簡単ではないということは容易に想像が付くと思います。                            まず皆の思いがそこに向かわなくてはなりません。                              この点について、私ども松の会の仲間たちには迷いがありませんでした。                   毎月の日月神示の勉強会で日月の大神様に祝詞を上げてから始めていましたから、祈りの対象、目当てを建立し、直接大神様の意思を受け取り、我々の祈りを届けようと思ったのは至極当然のことだったような気がします。                                    正に幽祭(ユウサイ:無形の祭り)から顕祭(ケンサイ:有形の祭り)への転換となりました。

場所を探し出し、土地の購入に至ったことも神仕組でした。                     日月神示にある通り、富士塚を盛り、四方から拝めるような形状のお宮を用意しました。                                                          また、前日までなかったところに、忽然と現れた球形の石を御神体とすることも出来ました。                                                  どれを取っても神懸かりと言える過程を経て成し遂げられたものだったのです。

鎮座祭にて祭主を務め、日月の神を降ろして戴いたのが故出口信一先生です。                   大本教と日月神示との関係を知っている方は大変驚かれると思います。                 日月神示と大本からの流れをしっかり繋げていただくという、ひとつの型をここで作ったのです。(裏神行です)                                                  出口信一先生は平成20年6月、千葉成田の天之日津久神社で行った『日月神示降誕65年祭』(松の会主催、マアカタの会共催)にもご参列戴き、玉串奉奠いただきました。

さて、もう一つ重大な事がありました。                                      このお宮建立の意義をお伝えいただいたことです。                             神様からのメッセージを受け取り、それらを多くの人々に伝える活動をされているひふみともこ先生に、このお宮建立の日朝降ろされたものです。(当ブログ太日月大神之宮とは参照)                                                         神様から下された内容をなぞってみたいと思います。

二○○四年二月二十二日  宮城県名取市にての太日月大神之宮建立の日

神から人へ。人から神へ。                                          本日よき日、めでたき日なれ。この日を迎えし喜びを、人に伝えて、残させん。                                                               日月の神を祀るこのお宮建立をめでたいと喜んでいただいています。                      紙に表し、告げて伝えよ。この日の意味と役割を。                              お宮建立の意味と役割を告げろ、伝えよ、とのこと。

本日めでたき祝いの日なれば、人は集いて集まりて、神の光臨降誕を、無事に迎えて、感謝捧げん。                                                 二度と巡らぬ今世の宿世。                                      神の御用を果たすよう定められたこの度の人生は二度は無いということ。                                             奇しき御魂の因縁なれば、喜び 賜り、言祝げよ。斎き祀りて、縁を深めよ。             集える人は魂の因縁である。喜びをいただいていることを心から感謝しなさい。謹んで身を清めて神を祀りなさい。そして授けられた縁を深めなさい。                         神の授ける神の仕組みを、無事に回して進ませよ。                            神から与えられたお仕組みを、この宮に集まった者たちで進ませなさい。                         今の乱れし世相、趨勢。立て分け直すも遠からず。                             今の世の中は乱れている。立て分けることもまもなくですよ。                           なれば人は遅れずに、神の仕組みを素直に信じて、己の天命、現世の使命を、惜しまず果たして、働けよ。                                            時は迫っているのだから遅れないようにしなさい。神の仕組みがあるのだからそれを信じて自分の役を自覚し、やるべきことを苦労を惜しまずに果たしなさい。                                                                   神のお役に立ちたしと、思う心を明かして見せよ。                           神のお役に立ちたいという心を持って集まった皆々、その気持ちを見せてみなさい。                                                        今このときを、瞬間を、ひとときたりとも無駄にせず、神の心に適う命を。                         時を無駄にすることはなりません。                                     神から賜り、与えられし、この世の命を尊べよ。                            今生きているこの命は神から戴いた尊いものです。                        神の命を分けられて、この世に生きる奇跡なれ、一つの無意味も、偶然もなし。                                                                この世に生きて(神の分け御魂として)いることに偶然は無いし、意味のないものはないのです。                                                   神の願いを忠実に、この世に映す天命を、畏み賜り、捧げて示せよ。                神の仕組みを正しく受け取り、この世(人間界、物質界)にそれを実現させてみなさい。                                                        神との約束、交わせし誓いを、忘れず果たして、実現させよ。                       神と交わしたこと(個人の誓いの他、神示や祝詞に示されたことなど)を果たしなさい。                                                            残りし時は 短く速し。猶予も躊躇も逡巡も、神の前には無用の迷妄。            与えられた残りの時間は短く、時の流れは速い。猶予やためらい、後悔も無用です。                                                          今このときの、瞬間の、神のことばの一言一句を、素直に信じて疑うなかれ。              神から与えられたことば(神示だけでなく、神のことばのように聞こえたことも人を使って語らせている場合も多くあります)を素直に信じなさい。                           永きの迷いを 覚まし目覚めて、神のことばに心を開けよ。                     素直に、が大事で、素直を忘れると迷いが生じます。                           疑い信じぬ頑迷を、早めに改め、賢かれ。                                    かたくなに信じない心が行く先を迷わせています。早く気付くことが賢くあることです。                                                       神の祈りに耳傾けよ。神の神意に近づけよ。                         神の神意を汲み取ろうとしていると、自然のざわめきにも、他人のことばにも、世の中の動きにも神の意思やメッセージを感じ取れることに気付きます。                         神の願いの具現化を、この世に現す天命を、一人一人が担いし役を、互いに助け、補い合いて、一つの大きな働きとなせ。                                         神の御意思、仕組をこの世(人間界、物質界)に実現させる役目があるのです。互いに助け合い、補って大きな働きを遂げなさい。

本日めでたくも神社建立。一つの大きな節目なり。                           神社建立が一つの節目である。(来年令和6年2月が建立から20年となります。これが次の節目となるのでしょうか…)                                            よくぞ叶えて実現せしを、ねぎらい いたわり、共に祝わん。                     これから後もよく働きて、神の祈りに応えてゆけよ。まだ果たされず 残りし本務を、さらにも働き、努めて帰れよ。                                   その都度都度神の神意に耳傾けて役目を果たせよ。まだ残されている本来の務めが有り、それを果たすようさらに働いてから帰れよ。                                             本日 天界神界も、挙りて喜び、この日を祝わん。                           待ち望みし日なり。夢見し日なり。これから後への希望の日なり。さにて。

この神様からのメッセージを賜り、私たちが出来る事を行ってきました。               日月の神を祀る…これは覚悟がいることです。                             逃げるわけにはいかないのですから。

平成16年(2004年)2月22日に鎮座祭を行いました。                                 それから毎月一度も休まず祭事を行ってきました。…まもなく20年が過ぎようとしています。                                                    

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