令和6年3月3日、3月の月次祭を行いました。

松の会

3月3日日曜日、3月の月次祭を行いました。                                毎年雛祭りのお節句にちなんで、この月の祭主は女性にお願いしています。                祭主:斎藤、祓い師:伊藤、典儀:岩澤、舞奉納:斎藤 (8名)                        青空も広がる良い天気に恵まれ、お宮建立21年目の最初の月次祭になります。先月行われた20周年記念大祭の時よりも暖かく、ほぼ無風の中祭祀の準備を進めさせていただきました。しかし、これまで数回松の会の祭祀に参加されているある方は、準備しながら「今は無風でも祭祀始まったら風来ますものね」とおっしゃっていました。その通り風が吹き始め、途中玉串が飛ばされるほどになりました。皆さんここに来ると体験なさいますからね。また、祭祀の途中、日も差し込んだ時があり、見上げると彩雲も見られました。                            

お宮が新しくなったせいか神気が増したように感じたお祀りでした。伊勢神宮の20年ごとに行われる式年遷宮で、お社も鳥居もご神宝も新しく作り替えますが、これには技術の伝承と共に神気を蘇らせ、常に瑞々しい神気を保つようにという「常若(トコワカ)」という概念があるからです。祭祀に参加されたお一人お一人がこの瑞々しい神気を感じていただくことで、より身近に神様を実感されるんじゃないかと思います。

この3月の月次祭に先駆け、太日月大神之宮の鎮座日2月22日の翌日23日に私一人ですが21年目に入り最初の祭祀を行わせていただきました。                           

この日は天皇誕生日であり、20年前から待ち続けた意味のある特定の日でありました。              祭祀を終え片付け(型付け)している中で忽然と石が現れ、賜りました。                         ご覧の通り一面雪に覆われ、何処からか石が入り込む余地がありません。                                                            石はイ(五)シ(四)、神の意思であり、即ちゴ(五)ヨ(四)、神のご用となります。               

この祭祀の祝詞の内容は伏せますが、ある誓いと祈願を祝詞に込めました。                この日から約十日後に陛下とご対面させていただくことになるのですが、この時は夢にも思っていませんでした。

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