この季節、リンゴを食べると思い出すビックリした体験があります。 そんな話を一つ。
皆さんは念というものを信じますか? 念力、執念、念じる…など結構身近に聞くこともある言葉ではありませんか? 今の心と書いて念、今の強い気持ち=念い(オモイ)です。 ケガや病気の痛みに「痛いの痛いの飛んでけぇ!」って念じたことはありませんか? 初詣で「今年も良い年になりますように」と念いを込めたことはありませんか? ある人の話です。 お客様方でいつもにぎわっていて雰囲気がとてもいい会社があったそうです。 何か秘密があるのかな…と思っていたところ、そこの事務員さんが「私何もできないんですけど、お客様が今日も幸せでありますようにって毎日お茶を入れる時念じているんです」という話を聞いて納得したそうです。 念いが通じたと感じたことはありませんか? そんなの偶然だよって思いますか? 念いが通じたのかそうでないのか、なかなか判断できませんよね。
私の友人にりんご農園をやっている人がいます。 だいぶ前ですが、摘花作業や収穫をお手伝いしたことがあります。 ある時、私もよく存じ上げているその友人の義姉が一本のりんごの木の権利を貰ったとうれしそうにしていました。 お手伝いに行く度に自分の木に話しかけ、「おいしくなぁれ、おいしくなぁれ」と念じて収穫を待ち望んでいた話を聞いていました。 そんなある日、その彼女がりんご収穫手伝いで会合に遅れてきた時があって「実は今日、私のりんごの初収穫だったの。わたしもまだなので一緒に味見して!」とりんご(品種は富士)を出してくださいました。 ひとくち食べてビックリ!思考がついていかなかったのを覚えています。 触感はりんごなのですが口の中の風味も味も西洋梨のラフランスそのものだったのです。 山形はラフランスの産地でもあり普段から食する機会も多いのですが、その彼女の大好物でした。 彼女のおいしいはラフランスのおいしさだったのです。 偶然は無く、念が強ければ確かに念じたように実際になるんだなと実感させられました。 念は強いオモイですから、良からぬ方へ向いてしまうと「怨念」のように人を不幸にもしてしまいます。 また、念じる事で人を救うこともできるのです。
痛いの痛いの飛んでいけぇ。不幸も貧乏も飛んでいけぇ。(笑)